衣装ケースの選び方

最初にどのくらいの洋服があるか把握することが大事

家の中でも、特に洋服ダンスや引き出しの片付けが上手くいかなくていつも衣装が外に氾濫しているという人は、自分が洋服を何枚持っているか把握していないことがほとんどです。
洋服ダンスの中には衣類が詰め込める空間がたくさんありますので、衣装ケースを買って中を一度整理してみませんか。

この時、「着る服」と「着ない服」を分けてみます。
太ってサイズが合わなくなってしまった服や2年間着ていない服などは着ない服に分類し、シミのある服などは思い切って捨ててしまいましょう。
今は着ないけれどいつか着る機会があるかもしれないスーツなどは、洋服ダンスの奥のほうの衣装ケースに収納するようにします。

衣装ケースは高さや奥行きに合わせて選ぶ

収納する衣類の分量がわかったら、次は洋服ダンスの内部のサイズを測ります。
洋服ダンスの扉の蝶番や出っ張りなどにも注意しながら実寸を測り、どのぐらいの大きさの衣装ケースを何個買うかを決定します。
衣装ケースは全て同じ大きさのものを買う必要はなく、Tシャツや靴下、シャツなどアイテムに合わせた大きさで何個か揃える方が整理がしやすくなります。

目安として、下着やTシャツ、薄手のニット、靴下、スカーフなどを分類するのにぴったりなのが高さ18cmの衣装ケースです。
シャツや薄いアウターセーターなどは高さ23cmの衣装ケース、メンズのパーカーやセーター、デニムなどは高さ30cmの衣装ケースに収納すると洋服ダンスの中がかなり片付きます。

洋服ダンスの中を整理するとどんな衣類があるのかが一目でわかるようになるので、コーディネートに幅が生まれます。
また、不要な衣類を捨てることによってタンスの中の通気性が良くなるので、知らないうちに衣類にカビが生えていたといってがっかりするようなこともありません。

おすすめの衣装ケース

衣装ケースには、引き出しタイプとファスナーで閉めるボックスタイプとがあります。
引き出しタイプのほとんどはプラスチック製で、洋服ダンスの下部に収納するのに便利です。
ボックスタイプは、洋服ダンスの上方や押入れの天袋などに衣類を保管しておくのにぴったりです。
転勤などで引っ越しの多い人は、異なる高さのケースを何段も重ねて使えるタイプの衣装ケースにしておけば引っ越し先でケースの組み換えをすることもできます。

ファスナーで閉めるボックスタイプの衣装ケースは、100均などでも簡単に入手できます。
大きめサイズのものを買えばオーバーなども簡単に収納できますので、ぜひ活用しましょう。
家を整理整頓するのに、多額のお金をかける必要は全くありません。
安くてしかも使いやすいアイテムを探してみるのも楽しいものです。