断捨離とは?

よく耳にする断捨離

平成22年の流行語となった断捨離は、この考え方を広めた第一人者となっている、やましたひでこ氏が名前をつけたことから始まります。
以前までは消費する生活を楽しんでいた人が多かった時代から節約する生活を求める人が増加したことで、身の回りを整理する片付ける方法が注目を浴びることになります。
この時にやました氏が著書した本の発表でこの言葉がこの世に登場することになります。

この著書が発表されたことにより、断捨離の考え方を扱う本が多く出版されます。
さらに考え方が進み自分と物との関係だった、この断捨離の考え方が発展していき仕事の進め方や人との関係にも断捨離の実践する本が出版されます。

断捨離とはどのようなものか

断捨離は、必要のないものを断つために、捨てる方法を採用し執着することから離れるという意味がある整理方法の1つとなります。
要らない物を捨てて整理することができシンプルに生きようとすることで最小限主義に近い考え方になります。

また、この断捨離の考え方は、ヨガの考え方に該当する断行、捨行そして離行を応用したものと言われています。
断は、今後自分のところに入ってくる不要なものを断つために買わない、捨は、今現在所有しているものの中から必要でないものを捨てる行動、離は、物に対する執着することから離れ物欲をなくす、これらの3つを実践することは、整理整頓ができ必要なものだけしか持たない暮らしができます。

断捨離の意味

断捨離意味はいろんな書物で書かれていますが、これらの言葉を1つの文字で考えると仏教用語に該当することになります。
断は煩悩を断つ、捨は煩悩を捨てる、離は執着を離れって悟りの境地に入ることを指しています。

普段人が生活している日常の中でこの仏教用語に該当する断、捨、離を意識するのは大変難しいことです。
そのため煩悩は、必要でない多すぎてしまう物や情報と考えることができます。
そして悟りの境地は、自分が日常の生活を快適に暮らせる状態を目的とすることに置き換えることができます。

断捨離を行うことがものを捨てることに繋がりますが、断捨離に興味がある人でも簡単に捨てることができない物があり、特に思い出の品を捨てるのは難しいです。
この難しい理由としては、処分の対象となる物が単なる物と考えることができなくて、持ち主である本人と感情で深く結びついていることになります。
そのため捨てる事は大切な思い出を失うことになってしまうため、捨て難い状況になります。

断捨離の基本としては物を処分することで過去の嫌な記憶や未来への不安を捨て去ることにありますが、思い出を大事に残すことができて、物だけを処分するのが断捨離の自走的な考え方になります。
そのため捨てることが難しいと考える場合には、第三者に渡す方法を検討するのも意味のある断捨離になります。