何から片付ける?

まずは身の回りから

雑貨ごみ屋敷からの脱却を決めたとき、どの部分から片付ければいいか迷ってしまいますね。

そんなときはまず身の回りから片付けてみるのがベターです。
簡単な部分から片付けられる習慣を身に付け、少しずつ範囲を広げるのが一般的です。

身の回りの片付けとしては、飲食したあとの片付けなどがあげられます。
今日食べたお昼ごはんの片付けや、昨日の夜飲んだ飲み物の空き缶など、普段の生活で何気なく放置しているものもどんどん捨てるようにするのが大切です。

すでに長い期間放置してしまっている場合でも、覚悟を決めてマスクと軍手をつけながら片付けましょう。

水回りも片付ける

身の回りの片付けがある程度済んだら、水回り部分にも気を持っていくのが大切です。
特に一人暮らしの場合放置気味になる台所周辺は、どんな家でもごみ屋敷になる大きな原因です。

居間同様食べたあとの片付けは放置せず、すぐに片付けるのが重要です。
特に食べかけや飲みかけなど、「あとで食べる(飲む)からいいや」という考えで放置しているようでは、容易にごみ屋敷脱却ができなくなります。
今飲食をしていないものがあれば、もったいないと思わずすぐに捨てるようにしましょう。

寝室にも気を配る

寝室部分は自宅の中でも特に気持ちが緩くなってしまう場所です。
寝るときに何らかの食べ物・飲み物を持ちこんでいる場合には、なるべく量を減らすか寝室に置かないようにしましょう。
寝るときに水分がないと不安だという人は、コップ一杯のお水など必要最小限の量を置くことで、次の日からその次の日へと放置する危険性が避けられます。

また雑誌や衣類など、寝る前に放置したまま数日が過ぎてしまっているケースも多いため、使い終わったものはこまめに片付けることが大切です。
今の状態がいろいろなものが手が届いて便利、などとずぼらな考えは持たず、いらないものはどんどん片付けるようにしましょう。

寒いからといって、布団や毛布を何枚も重ねているのも良くありません。
特に毛布だけならともかく、夏用のタオルケットやこたつ布団、洋服などを布団の上にかぶせると、どう見ても散らかっているように見えてしまいます。

いらないものは整理整頓

洋服やアクセサリーなど、今身につけないものやいらないと判断するものについては、こまめに整理整頓をするのが大切です。
ごみ屋敷化し始めてしまった家の場合、身の回りの整理をしているとふと見つかる場合もありますので、発見したら段ボールなどにまとめておくとよいでしょう。

整理整頓をすることはごみ屋敷脱却への大きなプロセスになります。
どんなものでも身の回りに置きがちな人ほど、どんどんものが溜まってごみ屋敷になってしまうケースが多く、整理整頓する意識が弱いのが理由です。
そのため片付けをすると決めたときには、捨てることと合わせて整理整頓をするという意識を植え付けるようにするのが大切です。
ちょっとした考え方の変化で整理する時間が自然と出来るようになると言えます。