お湯を沸かす際に便利な電気ケトル
毎回お茶やコーヒーを飲む際にいちいちお湯を沸かしていると、時間や手間がばかにならないものです。
その点、電気ケトルを使えば毎回お湯を沸かすのにかかる時間を短縮できるので大変便利です。
電気ケトルは値段的にも手軽に買えますので、ぜひ一台、家庭に常備することをおすすめします。
まずきちんと理解しておきたいのは、電気ケトルと電気ポットは違うということです。
電気ケトルはお湯が必要なたびに沸かさなければならないのに対して、電気ポットのほうは一度にお湯をたくさん沸かしておいて保温できるという違いがあります。
容量に関しても、電気ケトルは0.8~1L程度の物が多いのに対し、電気ポットの容量は2~4Lのものが大半です。
電気ケトルと電気ポットの電気使用量を見てみると、1日に3Lのお湯を沸騰させた場合、1日あたりの光熱費は電気ケトルが8.1円、電気ポットでは18.9円となっています。
これを1か月(30日)あたりに換算してみると、電気ケトルの電気代が243円、電気ポットは567円ですから、電気ケトルのほうが若干お得ということになります。
電気ケトルの選び方
電気ケトルを選ぶ際には、容量や使用電気量をチェックすると同時に、素材にも注意することが大切です。
電気ケトルの多くは樹脂プラスチック・ステンレス・ガラスのいずれかでできています。
この中で最もリーズナブルな樹脂プラスチック製の電気ケトルは、軽くて扱いやすいのがメリットですが、「プラスチックの臭いが気になる」という人も少なくないようです。
ステンレス製の電気ケトルは耐久性に優れており、1日に何度もお湯を沸かす人にはおすすめです。
ガラス製の電気ケトルは本体内部の汚れがすぐにわかるという点がメリットなので、いつも清潔に保ちたい人にはぴったりです。
ただし、重量が重いのと割れやすい点は覚悟しなければなりません。
特に小さなお子さんのいる家庭では、電子ケトルの安全性にも気を配ることが大切なポイントです。
「空焚き防止」機能はほとんどの電子ケトルについていますが、「ボタンロック機能」が付いているかどうか、「蒸気レス構造」になっているかどうかも確認した上で購入するといいでしょう。
おすすめの電気ケトル
タイガー魔法瓶から発売されている「電気ケトルPCM-A080」は消費電力が1,300Wあり、高速沸騰ができるのが特徴です。
マットな質感で、持ちやすいオープンハンドル形なのも人気の秘訣です。
同じタイガー魔法瓶から出ている「蒸気レス電気ケトルPCK-A080」は安全機能が充実していて、本体が熱くなりにくい点がメリットです。
最高表面温度は35.4℃なので、安心して使うことができます。