換気扇の油汚れ

大掃除の中でも大変な換気扇

油汚れは大掃除の中でもかなり厄介なものです。
そのため、どうしても多くの人が敬遠してします場所であり、避けたがる場所でもあります。
しかし、ずっと放置しておけばどんどんと汚れは溜まって行きますし、落としにくくなってしまい悪循環です。
定期的に掃除をしておけば大変な思いをせずにすみます。

また、掃除の仕方も知っておけばそれだけでも掃除がしやすくなります。
油汚れは落とすのにコツがあるのです。
そこで、ここでは換気扇汚れの掃除の方法を紹介して行きます。

まずは落とせる油を落としてから掃除をする

換気扇を外したらそのまますぐに洗剤で掃除をするのは正しい方法ではありません。
外したままの状態で洗剤を使って洗い落とそうとしても実は汚れはほとんど落ちないのです。
多くの人はここでうまく汚れが落ちないことで掃除を挫折しています。

実は、最初に油を新聞紙や古布でふき取るという作業を入れるだけで汚れが落ちますます。
これは、換気扇には汚れが何層にもこびりついているためです。
そのため、表面にある油汚れを新聞や布で取り除くだけで下にある汚れが落としやすくなります。

表面の汚れが落とせたらお湯を活用

表面の汚れが落ちたら、換気扇のパーツがお湯洗いや丸洗い対応できるのか確認します。
これは、油汚れはお湯の力を使うと落ちやすいためです。
お湯が対応可能と分かればお湯をかけて少し換気扇の油汚れを柔らかくします。

中にはお湯につける人もいますが、その時には時間管理が重要です。
長い時間放置してしまうと、せっかくお湯で柔らかくなった油がお湯が冷めてしまうとまた固まってしまい意味がありません。
そこで、つけ置きをする場合にはお湯が冷めるまでに引き上げられる時だけにしましょう。

仕上げは台所洗剤で

ここまでの作業だけでも大幅に油汚れが落ちます。
残念ながらお湯を流すだけでは完璧には汚れは落ちません。
汚れは細かなところに残っていますから、それは自力で落とす必要があるのです。

この細かな汚れはここまでの作業によってかなり柔らかくなっています。
そこでしっかりこすり洗いなどは不要です。
洗濯洗剤を用いてスポンジで軽く洗うだけでほとんどが落ちます。

ここで、ゴシゴシ洗うのはやめましょう。
汚れは洗剤の泡だけで十分落ちるもので、ゴシゴシして落ちるのは洗浄力ではなく自分の手で強く削って落としているのです。
優しく洗って油を浮かせながら落とすようにします。

ただ、細かな部分にも汚れはあり、スポンジ洗いだけでは落ちない部分もあります。
その時には歯ブラシのような小さな隙間にも届くものを活用して優しくこすって落として行きましょう。
汚れの取り方は工夫すると丁寧に対応できます。