片付けられない症候群 ADHDとは?

突然現れる症状ではない

ADHDと呼ばれている注意欠陥多同性障害と呼ばれる病気があります。
このADHDと呼ばれる病気は、大人になって発症してしまう症状では無い病気です。

不注意、多動性そして衝動性という3つの症状に分類されますが、この症状は子供の頃から悩まされているもので、多くの人たちが自分で効果のある工夫や対策を考えて努力していますが、その努力もむなしく状況が改善せず大人になって生活に困ることになります。
このADHDの病気は、片付けられない、段取りが組めないそして優先順位が付けられない症状があり、多くの人がこれらの症状に悩まされていることになります。

子供の時の症状

子供の時のこのADHDの症状は、不注意の場合には、勉強などで不注意により間違いをする、活動する中で集中して注意をすることが難しい、集中しすぎて切り替えが難しいことや同じことを繰り返すのが苦手そして必要なものをなくしてしまい忘れっぽい症状や注意が長続きしないため気が散りやすい症状があります。

多動性の症状では落ち着いて座ることが難しい、おとなしく参加することが難しく必要以上におしゃべりをする症状があります。
衝動性では、順番を待つことができず他の人が行っている行動を遮る、邪魔をしたりする行動があります。
これらの症状が子どもの時に起こる症状となります。

大人の場合の症状

大人の場合のADHDの不注意の症状では、時間管理が苦手で約束を守れず間に合わないことが多いです。
その他にもケアレスミスや忘れ物等が多いのが症状です。
そして物を片付けるのが苦手な症状があります。

この物を片付けるのが苦手な症状が起こるため部屋の片付けができない症状が代表的な症状と言われます。
多動性の症状では落ち着かない感じで貧乏ゆすりや必要のない動きをしてしまう症状があります。
衝動性では、衝動買いをしてしまう行動や考えもせずに思ったことを口にしてしまう行動があります。
これらの症状がある場合にはADHDの症状を疑う必要があります。

女性に多い症状

ADHDの病気に関しては女性が隠れADHDの症候群となる人が多い傾向にあります。

女性がなぜ隠れADHDと呼ばれる傾向にあるかといえば、大人になってこの症状が発覚する場合が多いからです。
特に片付けが生まれつき苦手な人はこの症状を疑うことになります。
それはこの症状が片付けようできない問題に当てはまることになるからです。
この隠れADHDの特徴としては片付けをする時の行動で判断することができます。

なかなか片付けを行う行動ができず一気に片付けよう行おうとする。
必要なものと不要なものの区別が判断できず過剰に収納してしまいます。
その他にも片付けられないことについてトラウマだと気にしてしまう行動があります。
これらの行動に該当する場合には隠れADHDを疑う必要があります。