遠方のごみ屋敷を片付ける方法

ごみ屋敷を片づけなければならない、でも遠方という事もある

少子高齢化で都市部に若い世代が集中し、田舎に高齢者が暮らすという図式があり、様々な問題が引き起こされています。
家を継承するという概念も今なくなり、地方には人が済まない空き家が廃墟化して増加しているという事でこれも大きな問題です。

若い世代が職を求めるとどうしても都市部にいかざるを得ない状態で、結局田舎の実家には年老いた両親が暮らすことになる、年齢を重ねていくと次第に片付なども体力的にできなくなり、次第にごみ屋敷となる・・・という事もあります。

ご両親が共にお亡くなりになり、ご近所から家がごみ屋敷になっているので片づけてほしいと依頼があった場合、お子さん、また親族等で片づけることが必要ですが、遠方だとなかなかいくこともできない、この場合、清掃業者を依頼する方が多いようです。

遠方の遺品整理、生前整理を行う必要性

親がまた生きているうちに、生前整理を行う様に進め、自分もいくことが出来ればいいのですが、仕事の都合で行くことが出来ないという場合や、お亡くなりになり急ぎ遺品整理が必要という場合には、今業者さんがいるので依頼することもできます。

ごみ屋敷状態となっている遠方の家を片づけなければならないというのは、様々なリスクがあり、ご近所の方々に大迷惑になる可能性が高いのです。

ハウスダスト、害虫が発生すれば近隣の方々の健康に影響するかもしれませんし、漏電などで火災が起こる可能性も否定できません。
家の中を風が通る事もないので湿気が溜まり腐っていく度合いも早くなりますし、荷物などの重さで劣化し、倒壊などの危険性もあります。

ごみや食べ物などがそのままになりそこから悪臭を放つこともありますし、ごみに躓いたりして怪我をするという事もあります。

ごみ屋敷の片付、業者の方に依頼する時伝えるべきこと

片付の作業を業者に依頼する場合、家の所在地を正確に伝え、物品、内容量等わかる範囲で伝えておきます。
現場に残しておきたいもの、運搬するもの、処分するものなどを業者の方へ明確に伝えておきます。

また家を売却されるのか、解体して更地にするのか、また後に賃貸などで貸し出すのか?その家を今後どうするのか?を伝えておくと、どのように作業すればいいのか、業者の方が判断してくれます。

鍵を業者の方に預ける事が出来るようなら、現地調査を業者の方で行う事が出来るので、どの位の費用がかかるのか、実際に見積をしてもらうこともできます。
作業についての立会ですが、立会しなくてもいいという事なら鍵を業者の方に渡す方が何かと手っ取り早いようです。

遠方だからこそ、放置せず業者に依頼して素早く処理することです。
もしも家事などになったら?賠償もんだなども出てきますので、早めに処分を依頼する方が得策です。