ごみ屋敷清掃中にみつかる大量の現金

近頃問題になっているごみ屋敷・・・他人ごとではないかもしれない

最近各地域でごみ屋敷が問題になる事があり、メディアでもその様子を伝えています。
ごみを捨てずに放置して、家じゅう、いや家からも溢れ出している様子を見ると、住民にとっては臭いのほかに、火災の問題など、大きな問題となる事もあります。

ごみ屋敷にもそこに暮らしている方によって様子が違うようで、例えば衣類などをクローゼットに入れず積み上げている、また雑誌や新聞などが散乱している、生ごみも食べ残したお弁当もそのまま、カビが生え腐った状態で放置されているというひどい状態もあります。

また人によっては家電製品などを拾ってきて集めてしまうという癖がる方もいて、いずれにしても近所の方からすれば頭の痛い問題です。

こうしたごみ屋敷の片づけなどを行っている業者さんに聞いてみると、そんなものが?と思えるものが発見されることもあるといいます。
ではどのようなものがごみの中に隠れているのでしょうか。

清掃作業中に見つかる「あるある」なものはなんと「現金」

実は清掃作業中にスタッフの方が見つけてしまうあるあるの中で多いのが「現金」だというので驚きです。

通常現金は預金しておくとか、決まった場所に入れておくとか、金庫に入れる、財布に入れるなど、大切に扱っているはずです。
でもごみ屋敷にしてしまう住人は通常と考え方が違うので、ビックリするところから現金が出てくることも多いといいます。

現金が見つかった以外な場所とは?

通常では考えられない場所に現金が置かれていることが多く、スタッフの方はすでになれていて、またあった・・・くらいのようですが、聞いてみると驚きを隠せません。

スーパーやコンビニで買い物をしてそのおつりを商品と一緒に袋に入れて、そのままにしてしまうというケースも多いようです。
これが暫くしてごみの中に消えていきます。

財布にしまおうと思っていたけど面倒くさくて、机の上に合った雑誌に挟んでおいて放置、忘れてしまうという事で、雑誌や本の間にも多く見つかるようです。
またとにかく置場がなく、ごみの一番上に置いておけばいいだろうと思っていて、そのうち、その上にまたごみを積んでいき、お金がごみに埋もれるというパターンもあります。

これは一般の方も行う方がいるようですが、お金を冷蔵庫の中にしまって忘れてしまうという事があります。

通常はレタスに見える貯金箱とかジップロックに入れて保管するなどが多いのですが、ごみ屋敷の方々はそのまま入れて、その後商品が詰め込まれていきお金の存在を忘れてしまうようです。

どのくらいの金額になるのか

ごみ屋敷の方々は片づけられない人が基本的に多く、後からやればいい、後から片付ければいいと考えて、お金についてもその感覚でなくしていきます。
おつりが入った袋が複数見つかったという場合も、全部でいくらになるか数えてみたら年間で3万以上になるケースもあるようです。

色々なところから千円、1万円と見つかって、結局合計200万ほどになったという驚きの状態もあります。

ごみ屋敷の住人というとお金に困っている人というイメージがありますが、実はそうでもなく、ただただ面倒、捨てたくないという気持からごみ屋敷になっていくことが多いようです。

この回収された現金は住人の確認を得て返却、銀行に預金、またお亡くなりになっている場合には、遺族へ、失踪している場合には依頼主にお届けするそうです。